株式会社ミューチュアル・グロース

CASE STUDY

Strution for kintone を導入した事例

エネチェンジ株式会社カスタマーサービス マネージャー 長谷川 覚 様

社名

エネチェンジ株式会社

業務内容

電力ガス関連 サービス

利用用途

顧客管理、社内情報管理、FAQ 管理

「まるで当社のIT担当者が来てくれたよう」 Strutionがお客様の抱えていた問題を速やかに解消した

2016年4月の家庭向けの電力自由化スタートに伴い増加したご相談数の対応のため、カスタマーサービス部門を任された長谷川様は非エンジニアでも簡単にアプリを構築できるkintoneを導入した。次々と実務で必要なアプリは構築できた。しかし、入力したデータの中にミスや漏れが散見されるようになり、これらのチェックという新たな作業が必要となってしまった。また、kintoneアカウントが無いパートナー企業への情報連携作業(CSVファイルダウンロード&メール)に半日以上要することもあった。専任のIT担当者を採用するには時間がかかるし、自身での対応では日々の業務をこなしながら、kintoneの勉強とアプリ開発(プログラミング作業)に時間を割くには無理があると感じ、サイボウズ社に相談したところ、紹介されたのが株式会社ミューチュアル・グロース(以下MG)のStrution(ストリューション)であった。

Strutionとは

StrutionとはStrategy(戦略)とSolution(問題解決策)を組み合わせた造語である。事業の状態に合わせてマイルストーンを共有し、課題毎に優先度を決めて継続的に問題解決を進めていく月額定額制のサービスである。企画、開発、導入、運用、検証を継続的にサポートするため、仕様変更にも柔軟に対応可能、都度見積もりが不要である点が特徴だ。
Strutionについて

Strutionでお客様の社員や代理店担当者の活動意欲にも好影響

Strutionはカスタマイズも行っているが、要件によっては既存の連携製品を勧めることもある。その際は、複数ピックアップし、動作検証を行ったうえで最適な製品をご提案している。代理店への情報連携は、kintoneアプリに登録されたデータを外部に公開するための連携サービス「kViewer」(トヨクモ株式会社)を提案した。導入後、情報連携の作業時間がほぼゼロになった。さらに、リアルタイムな情報開示に代理店の活動意欲が高まり、その結果導入前より案件数が増えるという相乗効果も得られた。
業務で利用している主なアプリ

業務で利用している主なアプリ

kintone ポータル画面(お知らせエリア)

kintone ポータル画面(お知らせエリア)

データ入力については、選択するプルダウンの項目に応じたテキストボックスの活性化や入力文字チェック等のカスタマイズを追加した。単純ミスがゼロになったとともに、入力のしやすさから従業員満足度も高まった。そして、モチベーションが上がったことで、質の高いお客様対応にもつながった。
また、データをCSVファイルに出力してバックアップとしており、標準機能では項目の不足や出力失念のリスクがある状態であった。そこで、アプリのバックアップ・リストアをする「gusuku」(アールスリーインスティテュート社)を提案した。導入により、データ毀損のリスクばかりでなく、操作ミスによるアプリの削除のリスクも低減した。

都度契約不要!専任IT担当者のように気軽に要望を相談できます

「Strutionは月額定額制なので都度契約をする手間がなく、気軽に要望を相談できる点が魅力に感じました。また直近の課題だけでなく、当社の事業内容を深く聞いてくれ、当社のビジネスに合わせて一緒に考えてくれるのが通常の開発委託と違う点だと思いました。まるで当社のIT担当者が来てくれた様です。」と高く評価して頂いている。

今後もStrutionでお客様を支援していく

2017年4月からはガスの自由化もスタートして事業範囲は増え、さらなる業務改善や社内外とのシームレスな情報連携は必須である。そんなビジネス環境が常に変化するエネルギー業界においても、柔軟性・拡張性が高いkintonexStrutionなら継続的に対応が可能だ。MGは今後もエネチェンジのビジネス成長につながるよう、Strutionで支援していきたい。